この俺はNFTゲーム無課金王・ムカキング。
最強だ。
ムカキングとは?
本記事のテーマを発表する。
よく聞くがいい。
- ポーカーは”最強ゲーム”説
- ムカキングが “初ポーカー” で「準優勝」できた理由
- ムカキングのゲーム攻略思考 ~「一手の本質」を見抜く
- 【名人戦王者にインタビュー】ポーカー必勝法とその魅力
お前は「ポーカー」というゲームをプレイしたことがあるか?
私には、web3/NFTゲーム分野のインフルエンサーとして発信し始めてから、ずっと不思議に思っていたことがありました。
その一つは、この界隈には「ポーカー」好きな人が多いということです。
トランプとコインを使う、プレイできると”ちょいワルカッコよく”なれそうなテーブルゲーム。日本では「テキサスホールデムポーカー*」という世界的ルールで行われている。
*この記事では、「テキサスホールデムポーカー」を省略して「ポーカー」と表記します。
ポーカーって、なぜかあやしいヤツらの悪戯(イタズラ)感があるんだよなw
ただ、ポーカーは参加費だけで安くて3,000~5,000円ほどかかります。
また、「賭け事」っぽさ*があるので、怪しそうで、難しそうで、とっつきにくいイメージもあります。
*ポーカー(テキサスホールデムポーカー)は「合法」です。賭博(違法)にならないように、スポンサーが賞金を出し、運営と切り離す形式で行われています
だが、最強の無課金イベントを見つけたぞ。
「PorkerParty(ポーカーパーティ)」だ。
さらに、大会前に「初心者講座」もあったので、ポーカー初心者が参戦するならこれしかないと思い、一般枠で応募しました(当選!)
無論、参戦だ。
「PokerParty」の当日、会場にはweb3/NFTゲーム業界の最前線で活躍する錚々(そうそう)たるメンバーが勢ぞろいしていました(100人!)
5時間!の死闘の末、なんと“初ポーカー”で「準優勝」しました!!w
賞金は「Amazonギフト券5万円」です!!
初心者どころか、“初ポーカー” での準優勝は前例がなかったらしく、思いがけず業界での知名度を上げることができましたw
最強だ。
この記事では、
- 世界一わかりやすいポーカーのルールと流れ
- ムカキングが “初ポーカー” で優勝できた理由
さらに、ポーカー名人戦王者・辻拓也(つじたくや)さんに、ポーカーの「必勝法」を直々にインタビューしてきました。
この俺に匹敵する最強プレイヤーだ。
無課金ポーカー大会「PokerParty」の開催・運営に、大いなる感謝を込めて、この30000文字におよぶ記事を書きます。
無課金ポーカー大会の運営者、そして対戦者(ライバル)よ、誠に大儀であった。
【世界一わかりやすい】ポーカーのルールと流れを解説
ポーカーのルールと流れを、この俺が直々に解説してやる。
ポーカーには、いろいろな専門用語がありますが、全部覚える必要はありません(覚えなくても、準優勝できましたw)
ただ、ポーカーを楽しむには、ゲームのルールと流れは大まかに知っておきましょう。
ポーカーはどんなゲーム?ルールと流れ
ポーカーとは「情報戦」だ。
勝つために情報を手に入れ、その情報を手に入れるために賭けるゲームだ。
ポーカーのルールと流れはとてもシンプルで、カード(情報)を集めて、より強い勝利条件を満たすゲームです。
- ①:プレイヤーは手札2枚=情報Aを持っていて、ディーラー(ゲームを仕切る人)は合計5枚のカード=情報Bを1枚ずつ順番に公開していきます。
- ②:ただし、情報Bを手に入れるには、自分のコインで買う=「賭ける」必要があります。
- ③:自分の情報Aと公開される情報Bとを合わせて、より強い勝利条件を満たしたプレイヤーが勝利します
ポーカーとは「心理戦」でもあるぞ。
「メンタルスポーツ」と呼ばれるほどにな。
ポーカーは、ルールと流れ②の「賭ける」という一手が、想像以上に奥深いゲームなのです。
これだけ知っていれば、初心者でも十分楽しめるし、勝てるぞ。
ポーカーは”最強ゲーム”説【初心者王が語る】
ポーカーは最強ゲームだ。
初めてポーカーを体験してみて思ったのは、シンプルにおもしろかったということです。
久々に “ゲームをした感” がありましたw
ポーカーの最強ポイントを3つ紹介するぞ。
- ①:神のゲームバランス
- ②:初心者でも勝てる可能性がある
- ③:痛みなしに、得られない ~No Pain, No Gain.
最強ポイント①:神のゲームバランス
おもしろいゲームには、神のゲームバランスがあるのだ。
ポーカーを体験してみて感動したのは、ゲームバランスが最強すぎるということです。
おもしろいゲームは、“かんたんすぎてもつまらない、難しすぎてもやる気がなくなる” のレベル設定が絶妙なのです。
スーパーマリオも、ポケモンも、きっと人生も同じですw
ポーカーは、自分の手札が「2枚」というのがおもしろさのポイント*だ。
1枚でも3枚でもなく、2枚なのだ。
*自分の手札だけでは勝利を推測しきれない。情報に賭けるか、運に賭けるかの判断が想像以上に奥深い
最強ポイント②:初心者でも勝てる可能性がある
ポーカーは、実は“運ゲー”でもあるのだ。
ポーカーは、自分の手札も公開される情報も、ランダムで決まります。
つまり、プレイヤーに与えられる武器(カード)も戦場も、運によって決まるのです≒”運ゲー”
ビームソードを持つ初心者と、ハリセンを持つ上級者*なら、もちろん初心者が勝ちやすいです。
*ハリセンを与えらた時、①そもそも戦わない、②はったりをかけてビームソードだと思わせる、など上級者なりの一手もありますw
ポーカーは、初心者でも「勝てる」どころか「優勝できる」可能性がある、めずらしいゲームなのです。
この俺が”初ポーカー”で準優勝できたのは、ポーカーだからこそなのだ。
最強ポイント③:痛みなしに、得られない ~No Pain, No Gain.
勝ちたければ、リスクをとれ。
ポーカーは、「得たければ、支払え」という社会の原則を再現したようなゲームです。
まさに、”No Pain, No Gain(痛みなしに、得られない)”です。
この後くわしく解説しますが、ポーカーはリスクをとらないと「絶対に」負けるしくみになっています。
どの局面で賭けるのか、リスクをとるのか。
ここがもっとも重要なのだ。
***
だが、ポーカーのおもしろさは、実際にプレイしてみないとわからんがなw
なぜムカキングは初心者で準優勝できたのか?5つの理由
なぜこの俺は”初ポーカー”で準優勝できたのか。
あの日の己(おのれ)と向き合ったぞ。
私は、”初ポーカー”で準優勝できましたが、これは私自身がもっとも疑問に思っていたことでもあります。
そこで、私自身の勉強・研鑽(けんさん)もかねて、その理由を考えてみました。
- ①:サングラスをかけていたw
- ②:誰よりも生き残ろうとした ~忍耐力
- ③:賭けるべき時に賭けた
- ④:自分がくりだす一手の強みと弱みに気づいた
- ⑤:”天命”の存在を直感した
“初ポーカー”でここまで言語化できるほど、いろいろ考えてプレイしていたんだぞw
理由①:サングラスをかけていたw
聞いたことないか?
「目は口ほどに物を言う」とな。
私がポーカー大会でサングラスをかけていたのは、ムカキングの “コスプレ” のおかげなのでたまたまですw
ただ、相手に目線や表情が読まれづらいというのは、ポーカー=「メンタルスポーツ」でかなり有利にはたらいたと思います。
「運も実力のうち」だw
理由②:誰よりも生き残ろうとした ~忍耐力
最低限「忍耐力」で勝てなければ、この俺は負けていたな。
正直、私は “初ポーカー” で準優勝できるとは思っていませんでしたw
初心者講座でひと通りルールは教わりましたが、もちろん本番も初で、勝利条件(どのカードがそろえば強いのか)も覚えていませんでした。
また、総勢100名のトーナメントなので、長期戦になることは明らか*でした。
*結局、18:00~夜23:30まで、5時間以上続きましたw
私の実力的にも、相手の人数的にも、勝つことは難しいと考えていました。
ゆえに、この俺は「勝とうとするのではなく、生き残ろうとする」という超シンプルな戦術で戦ったのだ。
「勝とうとする」とは大きなリスクをとることで、「生き残ろうとする」とはその逆です。
よって、私は、ポーカーのトーナメント序盤での「最悪の一手」は、負けたら終わりの一手=「オールイン*」だと考えました。
*自分のコインをすべて賭けること。勝てば大儲けになりやすいが、負ければ敗退
この俺のゲーム序盤の戦術を、“ノーリスク戦術”と呼ぶぞ。
私は、できるだけノーリスクでコインを増やすために、勝率が高い手札が来た時にしか賭ないようにしました。
すると、自分のコインがだんだん増えていきました(大成功!)
この俺は相手に勝ったのではなく、相手が勝手に自滅していったのだw
***
だがな、ポーカーはそう甘くないのだ。
理由③:賭けるべき時に賭けた
この俺の“ノーリスク戦術” を続行すると、絶対「敗北」することに気づいたのだ。
しかし、私の”ノーリスク戦術”も、ゲーム序盤ではかなり有効でしたが、ゲームが進むほど通用しなくなることに気がつきました。
ポーカーは、プレイヤー同士で最初に出し合う賭け金が決まっています。この賭け金が、一定時間ごとにだんだん上がっていくのです。
つまり、賭けなさすぎると、自分のコインがだんだん減っていくしくみになっているのです。
まじでよくできたゲームだろ?
そして、勝率が高い(70~80%?)の手札は、そう都合よくそろいません。
私は、”ノーリスク戦術” で確実に勝てる手札が来るまで待っていたので、賭けることができなくなり、自分のコインがだんだん減っていったのです。
ポーカーは、勝てるかどうかわからない時こそ賭けなければ、絶対負けるしくみになっていることに気づきました=最強ゲームバランス
“負ける勇気”を持つ者だけが、勝利者になれるのだ。
さらに、勝率が高い手札が来た時だけ勝負すると、相手はフォールドしやすくなり*、賭け金が出されなくなります。
*一人のプレイヤーに、「ムカキングさんが賭ける時は賭けないようにしよう」と言われて気づいた
すると、もし勝ったとしてもコインが増えづらくなるのです。
超よくできたゲームだろ?w
この俺でさえびびったぞ。
理由④:自分がくりだす一手の強みと弱みに気づいた
強みも弱みも、己(おのれ)自身にある。
私は、人の一つひとつの選択には、”その人らしさ” が表に出ると考えています。
ポーカーも同じで、くりだす一手には “私らしさ”、私の強みと弱みが出ることに気づきました。
私の強みは、私自身が「初心者であること」自体です。
初心者は、上級者が想定できない「常識はずれ」の一手を、自然とくりだせます。
また、私は子どもの頃からイタズラ好きで、奇策をくりだすのも好きなので、ポーカー上級者には厄介な(ウザい)存在だったかも知れませんw
ただ、それが弱みにもなり、よく調子に乗ってしまうこともあります。
実際に、運よく賭けに勝ってコインが増えた時、気持ちがゆるんでテキトーに賭け始めていることがありました(気づいてよかったです…)
ポーカーは、局面で人格が出るのだ。
理由⑤:”天命”の存在を直感した
ポーカーは、最後は”天命”が勝負を決めるのだ。
前にも伝えたとおり、ポーカーは”運ゲー”でもあるので、初心者でも勝てる可能性があるゲームです。
しかし、私は決勝戦でもっと深淵(しんえん)なる感覚=“天命”とも呼ぶべきものがあるのを感じました。
“天命”とは、人事を尽くしてこそわかるものだ。
自分のベストを尽くした者だけが、辿り着くことのできる境地なのだ。
私は、決勝戦で本当にごく僅差で、まさに“運ゲー”で敗北*しました。
*ポーカーの決勝戦は、もはや別のゲームになります
もちろん優勝したかったですが、敗北という現実をすんなり受け入れることができました。
ムカキングのゲーム攻略思考 ~「一手の本質」を見抜く
この俺は問いかけていた。
“ポーカーは何がしたいゲームなんだ?”とな。
私がゲームでいつも考えていることは、ゲームの用語やルールではなく、「一手の本質」です。
「一手の本質」がわかれば、くりだす一手の威力が上がり、勝利につながりやすくなるからです。
例えば、ポーカーでいう「賭ける*」とは何を意味するのか、ということです。
*ポーカー用語で「ベット」または「レイズ」
私は、「賭ける」の「一手の本質」は、
・情報を手に入れること
・しかける姿勢を相手にうったえかけること
だと考えました。
結果的に、この俺が見抜いた「一手の本質」は、間違っていなかったようだな。
初ポーカー準優勝で、web3業界で予想外の「大反響」
この俺は、幾多の「敗北」も「屈辱」も味わってきたのだ。
私は、ムカキングとして活動していく中で、web3/NFTゲーム業界の人たちに相手にされなかったり、なめられたりする態度を感じて*いました。
*応援してくれる人たちもたくさんいます
ムカキングは「無課金戦略」や「民衆の目線」など、web3界隈では誰もできない≒理解されづらい発信を続けているのが理由の一つかも知れません。
何度負けても、勝ちに行くのだ。
負けないことは勝つことの絶対条件だ。
しかし、今回の「PokerParty」で、ポーカーという同じ文化・戦場で勝って見せたことで、大反響、いや、”手のひら返し” が起こったように感じました。
「界隈の大御所」が、ムカキングの底力を認めざるを得なくなったのです。
戦果として証明したことを「実力」というのだ。
ポーカー名人戦の優勝者に「必勝法」を聞いてみた【辻拓也さんインタビュー】
インタビューでムカキングが話すと上から目線で失礼なので、ここからは私「中の人」が話しますw
辻拓也さんとは? ~起業家にしてポーカー名人戦王者の”最強プレイヤー”
やっと本題です!w
ポーカー名人戦王者*・辻拓也さんがインタビューに応(こた)えてくれました。
*2022年
辻さん、インタビューよろしくお願いします!
先日はラーメンごちそうさまでしたw
こちらこそ!
ムカキングさん、リアルで会って話すまでヤバい人かと思って正直怖かったです(笑)
ポーカー名人戦の優勝者(2022)。学生時代にゲーム会社を起業し、現在は海外に移住してNFTゲーム「CoinMusme(コインムスメ)」を開発中。
*初心者でも読みやすいので、超おすすめです!
「コインムスメ」の公式キャラ「ムスメちゃん」のTwitterは、忖度なしでおすすめです!
・ネタ系w▼
・【超有益】ニュース解説系▼
***
辻さんは、初心者でも真似できるポーカー必勝法を話してくれました*
*ポーカー必勝法を聞く時、辻さんは「場合によりますが…」と何度もつぶやきながら、初心者(私)にもわかりやすく解説しようとしてくれていたのが、とても印象的でした
想像以上に深い話になったので、ぜひ最後までお読みください!
“辻名人流” ポーカー必勝法「3つ」
辻さんが考える、ポーカー必勝法をぜひ教えてください!
ポーカーというゲームは、勝つ方法が「2つ」しかないんです。
辻名人:
ポーカーで勝つ方法は、
①相手にフォールド(降参)させるか
②オープン*までやるか
のどちらかしかありません。
*プレイヤー全員が札をオープン(公開)にする、1ゲームの最終局面。勝てばもっとも得して、負ければもっとも損する。
私の必勝法は、勝利から「逆算」して本質を考えると導き出せます。
- ①:相手が嫌がることをし続けろ ~参戦する時は「レイズ」一択
- ②:ハッタリをかけろ ~弱くても勝てる方法
- ③:直感を信じろ ~名人の境地
必勝法①:相手が嫌がることをし続けろ ~参戦する時は「レイズ」一択
勝負の世界では、相手が嫌がることをしないと勝てないんです。
ポーカーも、スポーツと同じなんですね!
なんか悪いヤツみたいですね(笑)
でも、真剣勝負なので!
中の人:
ポーカーで「相手が嫌がること」というのは、具体的にどんな一手ですか?
辻名人:
私の場合、賭ける*時は「レイズ」一択ですね。
ポーカーには参加する際に2つの賭け方があります。相手と同じコインを賭ける「コール」と、相手より多く*コインを賭ける「レイズ」。*レイズする時は最低約2倍
中の人:
あ、私の “ノーリスク戦術” とは正反対ですね!なぜ「レイズ」一択なんですか?
辻名人:
理由はシンプルで、「レイズ」されると嫌じゃないですか?
中の人:
あ、たしかに…。賭けるコインを上げられると「フォールド(降参)」したくなります。
まさにそれ狙いです(笑)
もっともコスパが良い勝ち方は、相手を「フォールド」させることなんです。
うわー、この話を聞いてから大会出たかったです!w
ムカキングさん、もう顔が悪いヤツになってますよ(笑)
それは元々ですw
次の大会で、試したくてたまらないです!w
必勝法②:ハッタリをかけろ ~弱くても勝てる方法
ポーカーでは、ハッタリをかけることも必要です。「ブラフ」とも言いますね。
相手を騙(だま)すということですか?
また悪いヤツですね!w
ふつうに戦って勝てるほど、勝負の世界は甘くないです。
中の人:
なぜハッタリをかけるのですか?
辻名人:
大前提として、ポーカーは「情報戦」で、相手に自分の一手を読まれたら負けです。
かといって、勝率が高い手札が都合良く揃うわけでもありません。勝率が低い手札でも、賭けなければ勝てないんです。
つまり、弱い手札でも勝ちにいくことが必要なんです。
この苦境を切り抜けるために、ハッタリをかけます。
中の人:
あー、わかったような…?
辻名人:
ハッタリをかけることで、相手に自分の一手を読ませないことができて、ハッタリがかかると弱い手札でも勝つことができるようになります。
中の人:
あー、たしかに…。
弱い手札で勝つことも、コスパが良い勝ち方です。
逆に、ハッタリをかけないと勝てないですね!
***
ハッタリをかけるとは、相手から自分がどう見られるかをコントロールすることでもあります。
どういう意味ですか?
辻名人:
例えば、強い手札が来た時、ふつうは強気に賭けたくなります。でもそこをあえて弱気に賭けるんです。
すると、相手に勝てると思わせることができて、より多く賭けさせることができます。
中の人:
相手を油断させるんですね?
辻名人:
そうですね。
相手にオープンまで賭けさせて、最後に勝つことができれば大儲け、というわけです。
相手は、辻さんの手のひらの上ですね!w
ただ、相手もハッタリをかけてくるので、そう簡単にはいかないですけどね!(笑)
必勝法③:直感を信じろ ~名人の境地
辻さんはやっぱり知略家*ですね!
一つひとつの手が深いです…
ただ、勝負の世界は理論だけで決まらないことも多いんです。
情熱ですか!?
ここでは、直感です(笑)
情熱も、もちろん重要ですけどね!
辻名人:
直感というのは、テキトーではありません。
長年、真剣勝負をくりかえしていくと、今まで集積された経験から「最適解」が瞬時に閃(ひらめ)くようになるんです。
中の人:
修羅場をくぐり抜けたからこそ、辿り着ける境地なんですね!
辻名人:
こればかりは経験がものを言いますが、努力次第で誰でもなれると思います。
辻名人が伝えたいポーカーの魅力
辻さんにとって、ポーカーの魅力は何ですか?
たくさんありすぎて!(笑)
でも、ポーカーで培(つちか)った「勝負勘」はビジネスに本当に役立っています。
辻名人:
Web3/NFTゲーム業界でのビジネスは、未来がどうなるか読みづらいので、勝ち筋*が見えづらいんです。
*”こうすれば絶対勝てる!”と確信できるような攻め方
ビジネスはそもそも楽ではありませんが。
中の人:
あ、ポーカーと似ていますね!
辻名人:
そうなんです。ポーカーをプレイすることで、
- 自分が持っている武器だけでは勝てないこと
- 勝つために必要な情報を、コスト(お金や時間)を使って手に入れること
- 勝つか負けるかわからなくても、勝負しないと(賭けないと)勝てないこと
- 勝てそうな時は勝ち切る判断、負けそうな時は撤退(損切)する判断が求められること
- 最後は、”天命”=幸運やご縁で勝負が決すること
など、ビジネスで直面しうる苦境をシミュレートできるんです。
私のWeb3ビジネスの先輩*は、よくビジネスをポーカーに例えるのですが、その深い意味がよくわかります。
*Tamayan(たまやん)さん。下ツイートの写真2枚目
中の人:
あー、たしかに、今思えばポーカーには圧倒的リアル感がありました。
私も、インフルエンサーとしてどう勝ち切るのかを日々考えるようになって、ポーカーでそれが役立った気がするんです。
ポーカーは「確率のゲーム」なので、ただの”運ゲー”だと思われがちです。
でも…、やってみたらわかりますよね?
少なくとも、「宝くじ」のようなゲームではなかったです。
最後に、人生にも仕事にも役立つ「確率のゲーム」の本質と攻略法について話しますね!
お願いします!
辻名人:
ポーカーもビジネスも、運で勝負が決まることはありますが、それが絶対ではありません。
自分が最初に持っている手札で、勝率はだいたい計算できます。でも、たとえ強い手札でも、絶対勝てるなんてことはまずありません。
中の人:
弱い手札でも、ハッタリをかけることで勝つこともできる、という話もありましたね!
辻名人:
強い手札でも、相手がさらに強い手札を持っていたり、たまたま相手に都合の良いカードが出てしまったりして、最後に逆転負けすることもあります。
中の人:
うっ、決勝戦はまさにそれでした…w
「確率のゲーム」というのは、時に幸運をもたらし、時に残酷な結末をつきつけます。
私が”初ポーカー”で準優勝できたのも、決勝で逆転負けしたのも、ポーカーが「確率のゲーム」だからこそなんですね。
***
辻さんは、「確率のゲーム」の中で私たちができることは何だと考えますか?
目的に向かって、自分と仲間を信じて、全力で粘り強く戦うことです。
超シンプルですね!
辻名人:
人生も仕事も、大きな目的に向かっていることを前提とします。
目的は人それぞれですが、例えばポーカーのトーナメントの場合は「優勝」で、ビジネスの場合は「社会貢献」です。
その目的を成し遂げるためには、まず自分が全力で戦っているのが最低ラインです。
今度こそ、情熱ですね!!!!w
そうですね!(笑)
辻名人:
そして、よりスケールの大きな目的を成し遂げるには、共に戦ってくれる仲間が絶対必要です。
しかし、勝負の世界は甘くありません。チーム全員が全力で戦っていても、たくさん失敗もするし、くじけそうになることもあります。
辻さんでも、そういう時があるんですね…
でも、「確率のゲーム」では、目先の利益ではなく、長い目で見て戦い切れる人が勝ちます。
もはや「人生哲学」ですね!
人は誰しも、失敗も敗北もあります。
でも、それを乗り越え、次に進み続けることが重要なんです。
まさか、無課金ポーカー大会から、ここまで深い学びを得られるとは思いませんでした!w
***
今回は、PokerPartyの主催・運営、さらにインタビューまでありがとうございました!!
こちらこそ、ムカキングさんの熱い戦いで、大会が盛り上がりました!(笑)
次は、ぜひムカキング枠で招待してください!w